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   平成18年10~12月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
18年10~12月期の業況は、「好転」16.7%,「不変」33.3%,「悪化」50.0%で(前年同期比、DIでみると)△33.3と前期(18年7~9月期・△21.0)より「悪化」超幅は拡大した。 来期の見通しは「好転」5.4%,「不変」51.4%,「悪化」43.2%で、△37.8と今期実績値(△33.3)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 2. 売上額
18年10~12月期の売上額の動向は、「増加」30.6%,「不変」22.2%,「減少」47.2%で、(前年同期比、DIでみると)△16.6と前期(18年7~9月期・2.6)「増加」超幅より、「減少」超幅に転じた。  来期の見通しは「増加」21.6%,「不変」35.1%,「減少」43.2%で、△21.6と今期実績値(△16.6)より「減少」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
18年10~12月期の仕入単価の動向は、「上昇」36.1%,「不変」52.8%,「低下」11.1%で、(前年同期比、DIでみると)25.0と前期(18年7~9月期・55.3)より「上昇」超幅は縮小した。  来期の見通しは「上昇」40.5%,「不変」54.1%,「低下」5.4%で、35.1と今期実績値(25.0)より「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
18年10~12月期の採算状況は、「黒字」13.9%,「収支トントン」47.2%,「赤字」38.9%で、(前年同期比、DIでみると)△25.0と前期(18年7~9月期・△34.2)より「赤字」超幅は縮小した。  来期の見通しは、「黒字」8.1%,「収支トントン」54.1%,「赤字」37.8%で、△29.7と今期実績値(△25.0)より「赤字」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
18年10~12月期の資金繰りの状況は、「好転」5.6%,「不変」58.3%,「悪化」36.1%で、(前年同期比、DIでみると)△30.5と前期(18年7~9月期・△15.8)より「悪化」超幅は拡大した。  来期の見通しは「好転」0%「不変」67.6%,「悪化」32.4%で、△32.4と今期実績値(△30.5)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
18年10~12月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)官公需要の停滞、(2)民間需要の停滞、(3)請負単価の低下・上昇難
製造業は (1)需要の停滞、(2)原材料価格の上昇、(3)製品(加工)単価の低下・上昇難
卸売業は (1)メーカーの進出による競争の激化、需要の停滞。
小売業は (1)消費者ニーズの変化への対応、(2)購買力の他地域への流出、仕入単価の上昇、需要の停滞
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)大企業の進出による競争の激化、利用者ニーズの変化への対応、金利負担の増加がそれぞれ挙げられている。
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