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   平成19年10月~12月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
19年10~12月期の業況は、「好転」13.2%,「不変」44.7%,「悪化」42.1%で(前年同期比、DIでみると)△28.9と前期(19年7~9月期・△25.0)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」10.5%,「不変」52.6%,「悪化」36.8%で、△26.3と今期実績値(△28.9)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
19年10~12月期の売上額の動向は、「増加」15.8%,「不変」42.1%,「減少」42.1%で、(前年同期比、DIでみると)△26.3と前期(19年7~9月期・△35.0)より「減少」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「増加」15.8%,「不変」44.7%,「減少」39.5%で、△23.7と今期実績値(△26.3)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
19年10~12月期の仕入単価の動向は、「上昇」63.2%,「不変」36.8%,「低下」0%で、(前年同期比、DIでみると)63.2と前期(19年7~9月期・47.5)より「上昇」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「上昇」71.1%,「不変」23.7%,「低下」5.3%で、65.8と今期実績値(63.2)より「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
19年10~12月期の採算状況は、「黒字」5.3%,「収支トントン」36.8%,「赤字」57.9%で、(前年同期比、DIでみると)△52.6と前期(19年7~9月期・△45.0)より「赤字」超幅は拡大した。
 来期の見通しは、「黒字」5.3%,「収支トントン」39.5%,「赤字」55.3%で、△50.0と今期実績値(△52.6)より「赤字」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
19年10~12月期の資金繰りの状況は、「好転」5.3%,「不変」71.1%,「悪化」23.7%で、(前年同期比、DIでみると)△18.4と前期(19年7~9月期・△17.5)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」7.9%「不変」60.5%,「悪化」31.6%で、△23.7と今期実績値(△18.4)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
19年10~12月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)請負単価の低下・上昇難、(2)材料価格の上昇、(3)材料費・人件費以外の経費の増加、取引条件の悪化、熟練技術者の確保難、官公需要の停滞。
製造業は (1)原材料価格の上昇、(2)製品(加工)単価の低下・上昇難、(3)需要の停滞。
卸売業は (1)販売単価の低下・上昇難、(2)仕入単価の上昇、(3)小売業の進出による競争の激化。
小売業は (1)仕入単価の上昇、(2)購買力の他地域への流出、消費者ニーズの変化への対応、需要の停滞。
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)利用者ニーズの変化への対応、店舗施設の狭隘・老朽化。
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