各種調査

HOME > 各種調査 > 景気動向調査 > 調査結果
  平成21年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
21年7~9月期の業況(前年同期比)は、「好転」7.1%,「不変」45.2%,「悪化」47.6%で今期実績値DIは△40.5となり、前期(21年4~6月期・△73.2)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」7.1%,「不変」54.8%,「悪化」38.1%で、△31.0と今期実績値(△40.5)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 2. 売上額
21年7~9月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」16.7%,「不変」26.2%,「減少」57.1%で、今期実績値DIは△40.4となり、前期(21年4~6月期・△70.7)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」16.7%,「不変」31.0%,「減少」52.4%で、△35.7と今期実績値(△40.4)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 3. 仕入単価
21年7~9月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」19.0%,「不変」64.3%,「低下」16.7%で、今期実績値DIは2.3となり、前期(21年4~6月期・17.0)より「上昇」超幅は減少した。
来期の見通しは「上昇」28.6%,「不変」57.1%,「低下」14.3%で、14.3と今期実績値(2.3)より「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 4. 採算(経常利益)
21年7~9月期の採算状況(前年同期比)は、「黒字」7.1%,「収支トントン」35.7%,「赤字」57.1%で、今期実績値DIは△50.0となり、前期(21年4~6月期・△61.0)より「赤字」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「黒字」2.4%,「収支トントン」54.8%,「赤字」42.9%で、△40.5と今期実績値(△50.0)より「赤字」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 5. 資金繰り
21年7~9月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」2.4%,「不変」59.5%,「悪化」38.1%で、今期実績値DIは△35.7となり、前期(21年4~6月期・△41.5)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」4.8%「不変」64.3%,「悪化」31.0%で、△26.2と今期実績値(△35.7)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 6. 経営上の問題点
21年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は 前期と同様、(1)民間需要の停滞、(2)官公需要の停滞、(3)請負単価の低下・上昇難、取引条件の悪化と前期と変わらない。
製造業は (1)需要の停滞、(2)取引条件の悪化、(3)製品(加工)単価の低下・上昇難。
卸売業は (1)仕入単価の上昇、需要の停滞、(2)販売単価の低下・上昇難。
小売業は (1)購買力の他地域への流出、(2)需要の停滞、(3)消費者ニーズの変化への対応、販売単価の低下・上昇難。
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)新規参入業者の増加、(3)店舗施設の狭隘・老朽化、事業資金の借入難、特に、その他に前期より続く新型インフルエンザによる影響が挙げられている。
(詳細はこちら)