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  平成22年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
22年7~9月期の業況(前年同期比)は、「好転」33.3%,「不変」40.5%,「悪化」26.2%で今期実績値DIは7.1となり、前期(22年4~6月期・2.3)より「好転」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」31.0%,「不変」35.7%,「悪化」33.3%で、△2.3と今期実績値(7.1)より再び悪化に転じる見通しとなっている。
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 2. 売上額
22年7~9月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」33.3%,「不変」35.7%,「減少」31.0%で、今期実績値DIは2.3となり、前期(22年4~6月期・14.3)より「増加」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「増加」35.7%,「不変」31.0%,「減少」33.3%で、2.4と今期実績値(2.3)より「増加」超幅は僅かに拡大する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
22年7~9月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」21.4%,「不変」73.8%,「低下」4.8%で、今期実績値DIは16.6となり、前期(22年4~6月期・19.1)より「上昇」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「上昇」19.0%,「不変」76.2%,「低下」4.8%で、14.2と今期実績値(16.6)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
22年7~9月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」33.3%,「不変」35.7%,「悪化」31.0%で、今期実績値DIは2.3となり、前期(22年4~6月期・4.8)より「好転」超幅は縮小した。
 来期の見通しは、「好転」31.0%,「不変」40.5%,「悪化」28.6%で、2.4と今期実績値(2.3)より「好転」超幅は僅かに拡大する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
22年7~9月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」19.0%,「不変」59.5%,「悪化」21.4%で、今期実績値DIは△2.4となり、前期(22年4~6月期△2.4)より「悪化」超幅は変わらない。
 来期の見通しは「好転」16.7%「不変」61.9%,「悪化」21.4%で、△4.7と今期実績値(△2.4)「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
22年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞、(2)請負単価の低下・上昇難、従業員の確保難、官公需要の停滞、(3)大企業の進出による競争の激化、材料価格の上昇、取引条件の悪化。
製造業は (1)製品(加工)単価の低下・上昇難、(2)取引条件の悪化、需要の停滞、(3)大企業の進出による競争の激化、生産設備の不足・老朽化、熟練技術者の確保難。
卸売業は (1)販売単価の低下・上昇難、仕入単価の上昇、(2)大企業の進出による競争の激化、需要の停滞。
小売業は (1)需要の停滞、(2)大型店・中型店の進出による競争の激化、同業者の進出、消費者ニーズの変化への対応、店舗の狭隘・老朽化、(3)購買力の他地域への流出。
サービス業は  (1)店舗施設の狭隘・老朽化、従業員の確保難、(2)新規参入業者の増加、利用者ニーズの変化への対応、人件費の増加。
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