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  平成23年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
 23年7~9月期の業況(前年同期比)は、「好転」7.1%,「不変」26.2%,「悪化」66.7%で今期実績値DIは△59.6となり、前期(23年4~6月期・△57.2)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」19.0%,「不変」26.2%,「悪化」54.8%で、△35.8と今期実績値(△59.6)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
 23年7~9月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」14.3%,「不変」9.5%,「減少」76.2%で、今期実績値DIは△61.9となり、前期(23年4~6月期・△69.1)より「減少」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「増加」16.7%,「不変」26.2%,「減少」57.1%で、△40.4と今期実績値(△61.9)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
 23年7~9月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」35.7%,「不変」52.4%,「低下」11.9%で、今期実績値DIは23.8となり、前期(23年4~6月期・35.7)より「上昇」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「上昇」33.3%,「不変」54.8%,「低下」11.9%で、21.4と今期実績値(23.8)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
 23年7~9月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」4.8%,「不変」28.6%,「悪化」66.7%で、今期実績値DIは△61.9となり、前期(23年4~6月期・△64.3)より「悪化」超幅は縮小した。
 来期の見通しは、「好転」9.5%,「不変」28.6%,「悪化」61.9%で、△52.4と今期実績値(△61.9)は「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
 23年7~9月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」0.0%,「不変」64.3%,「悪化」35.7%で、今期実績値DIは△35.7となり、前期(23年4~6月期△38.1)より「悪化」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「好転」9.5%「不変」57.1%,「悪化」33.3%で、△23.8と今期実績値(△35.7)「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
23年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞、(2)官公需要の停滞、(3)取引条件の悪化。
製造業は (1)需要の停滞、(2)原材料価格の上昇、製品(加工)単価の低下・上昇難、取引条件の悪化、(3)生産設備の不足・老朽化。
卸売業は (1)需要の停滞、(2)仕入単価の上昇、(3)店舗・倉庫の狭隘・老朽化。
小売業は (1)需要の停滞、(2)消費者ニーズの変化への対応、(3)購買力の他地域への流出。
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)新規参入業者の増加、店舗施設の狭隘・老朽化、人件費の増加。
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