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  平成27年4月~6月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
27年4~6月期の業況(前年同期比)は、「好転」26.2%,「不変」45.2%,「悪化」28.6%で今期実績値DIは△2.4となり、前期(27年1~3月期・△7.2)より「悪化」超幅は縮小した。 来期の見通しは「好転」14.3%,「不変」64.3%,「悪化」21.4%で、△7.1と今期実績値(△2.4)より「悪化」超幅は下降する見通しとなっている。
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 2. 売上額
27年4~6月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」35.7%,「不変」38.1%,「減少」26.2%で、今期実績値DIは9.5となり、前期(27年1~3月期・±0)より「増加」超幅は上昇した。  来期の見通しは「増加」16.7%,「不変」57.1%,「減少」26.2%で、△9.5と今期実績値(9.5)より「減少」へ転じる見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
27年4~6月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」57.1%,「不変」38.1%,「低下」4.8%で、今期実績値DIは52.3となり、前期(27年1~3月期・54.7)より「上昇」超幅は縮小した。  来期の見通しは「上昇」52.4%,「不変」38.1%,「低下」9.5%で、42.9と今期実績値(52.3)より「上昇」超幅は改善する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
27年4~6月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」16.7%,「不変」52.4 %,「悪化」31%で、今期実績値DIは△14.3となり、前期(27年1~3月期・△26.2)と「悪化」超幅は縮小した。  来期の見通しは、「好転」11.9%,「不変」61.9%,「悪化」26.2%で、△14.3と今期実績値(△14.3)と横ばいとなる見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
27年4~6月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」78.6%,「悪化」11.9%で、今期実績値DIは△2.4となり、前期(27年1~3月期△4.8より「悪化」超幅は縮小した。  来期の見通しは「好転」4.8%,「不変」88.1%,「悪化」7.1%で、△2.3と今期実績値(△2.4)より「悪化」超幅は、改善する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
27年4~6月期の経営上直面している主な問題点は
・ 建設業は
① 材料価格の上昇、下請単価の上昇  ② 官公需要の停滞、民間需要の停滞  ③ 請負単価の低下・上昇難、従業員の確保難 等
・ 製造業は
① 原材料価格の上昇  ② 取引条件の悪化、従業員の確保難、需要の停滞  ③ 製品(加工)単価の低下・上昇難、熟練技術者の確保難 等
・ 卸売業は
① 販売単価の低下・上昇難  ② 需要の停滞  ③ 仕入単価の上昇 等
・ 小売業は
① 消費者ニーズの変化への対応  ② 大型店・中型店の進出による競争の激化、同業者の進出  ③ 購買力の他地域への流出 等
・ サービス業は
① 新規参入業者の増加、利用者ニーズの変化への対応  ② 店舗設備の狭隘・老朽化、従業員の確保難  ③ 大企業の進出による競争の激化 等
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