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  平成29年1月~3月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
29年1~3月期の業況(前年同期比)は、「好転」19.5%,「不変」56.1%,「悪化」24.4%で今期実績値DIは△4.9となり、前期(28年10~12月期・△14.3)より「悪化」超幅は縮小した。来期の見通しは「好転」17.1%,「不変」68.3%,「悪化」14.6%で、2.5と今期実績値(△4.9)より「好転」する見通しとなっている。
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 2. 売上額
29年1~3月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」21.4%,「不変」40.5%,「減少」38.1%で、今期実績値DIは△16.7となり、前期(28年10~12月期・△2.3)より「減少」超幅は拡大した。来期の見通しは「増加」24.4%,「不変」61.0%,「減少」14.6%で、9.8と今期実績値(△16.7)より「増加」へ転じる見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
29年1~3月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」35.0%,「不変」55.0%,「低下」10.0%で、今期実績値DIは25.0となり、前期(28年10~12月期・26.2)より「上昇」超幅は縮小した。来期の見通しは「上昇」32.5%,「不変」57.5%,「低下」10.0%で、22.5と今期実績値(25.0)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
29年1~3月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」12.2%,「不変」56.1%,「悪化」31.7%で、今期実績値DIは△19.5となり、前期(28年10~12月期・△9.6)より「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは、「好転」19.5%,「不変」61.0%,「悪化」19.5%で、±0.0と今期実績値(△19.5)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
29年1~3月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」7.3%,「不変」80.5%,「悪化」12.2%で、今期実績値DIは△4.9となり、前期(28年10~12月期△2.4より「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは「好転」15.0%,「不変」75.0%,「悪化」10.0%で、5.0と今期実績値(△4.9)より「好転」する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
29年1~3月期の経営上直面している主な問題点は
・ 建設業は
① 熟練技術者の確保難  ② 人件費の増加  ③ 従業員の確保難 等
・ 製造業は
① 生産設備の不足・老朽化  ② 需要の停滞  ③ 従業員の確保難 等
・ 卸売業は
① 販売単価の低下・上昇難  ② 仕入単価の上昇  ③ 従業員の確保難 等
・ 小売業は
① 購買力の他地域への流出  ② 需要の停滞  ③ 従業員の確保難 等
・ サービス業は
① 熟練従業員の確保難  ② 利用者ニーズの変化への対応
③ 新規参入業者の増加 等
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